“ハンギキョート”への道②〜あの味を再現〜 |
今年の6月。 視察旅行で行った3カ国めの国、 アイスランド。 アイスランドは ガイドブックなどで 情報を探してみても 情報量がとっても少ないので とにかくまずは行ってみよう! と行ってみました。 おもしろそうなものは 何でも食べてみようの精神で 見つけたおいしいものが 羊のハム“ハンギキョート”でした。 スーパーで何気なく買ったサンドイッチだったのですが スモークのかなり強く効いたハムと 卵サラダベースの豆サラダがぴったり。 とってもおいしくって これを再現しよう! とハンギキョートへの道が始まりました。 まずは羊のハムを作るために 羊肉が必要です。 前回のブログ記事の 松山農場さんから 屠殺したばかりの羊肉を分けてもらいました。 北海道といえばジンギスカンですが 出回っている羊肉で 国産のものは非常に少なく しかも生の羊肉は かなり希少で貴重なのです。 屠殺したての羊肉を ブロインリンゲンへ持っていき 早速羊のハムを作ってもらいました。 ハムを作った時の羊肉ではありませんが 生の羊肉は こんな感じです。 マリオさんから画像を借りました。 赤々していて おいしそう。 脂身もちょうど良さそうです。 ブロインリンゲンの楢崎さんも 屠殺したばかりの羊でハムを作るのは 初めてのよう。 楢崎さんは本場ドイツでハム・ソーセージ作りを修業し マイスターも取得しています。 まだかな、もうそろそろかな、 と毎日首を長くして楽しみにしていたら 約20日かかり やっとできましたーー! これは先週見せてもらった時に写した写真です。 ころんとしたハムが 二つぶらりと吊るされていました。 何ともいえません そして昨日、 パッケージングされたハムが 事務所に届きました。 色鮮やかです。 ブロインリンゲンで売られているハムより ちょっと厚めにカットしてもらいました。 待ちに待った今日。 念願の、ハンギキョートのサンドイッチを マリオさんが再現してくれました。 まずは豆サラダ。 ベースは 卵サラダ。 スメタナやポテトも入っているそうです。 豆の食感がいい具合。 これがハンギキョートです。 上にのってるのは ミントです。 そいえばアイルランドでもまたラムを食べた時は たっぷりのミントソースがついてきていました。 ミントソースを贅沢にかけて食べるラムも おいしかったなぁ〜。 一緒のお皿にのっているのは ブルーチーズです。 ついに試食の時です。 ハンギキョートのサンドイッチです わくわくしながら 口に運びます。 アイスランドで食べたあの味が 蘇ってきました。 羊のハムは 噛めば噛むほど しっかり羊の味がしてきます。 やっぱり合うなぁこのコンビ。 ブルクベーカリーのパン、 「ブルクライヤー」とも 相性ぴったり。 どうもありがとうございました。 ハンギキョートのサンドイッチの他に サーモンも。 スメタナをかけていただきました。 やわらかくて優しい味です。 パンの籠には ブルクのブルクライヤーと プンパニッケルやクネッケ。 籠に入ってるだけでおいしそう。 アイスランドのハンギキョートと、 ディルののったサーモンは北欧。 まさに北方圏ショップKaiの 北方圏ランチでした。 |
by supermaruko1115
| 2009-10-27 22:11
| 北方圏の食べ物 in 日本
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